2010年10月26日

短気は損気です!

「短気は損気」この言葉を証明するような発表がありましたね。

競争心が強く攻撃的な性格の人は心臓発作や脳卒中のリスクが高いと結論づけた米国立老化研究所の論文が、アメリカ心臓協会の学会誌に掲載されたそうです。

この研究は、イタリアのサルデーニャ島の4つの村に住む14歳から92歳までの5614人(平均年齢42歳)を対象にしたものだそうで、なぜかアメリカ人を対象にしていないのが興味深いですが・・・

性格テストの結果で「怒りっぽい」性格に分類された被験者グループでは、「温厚」や「寛容」な性格のグループよりも、心臓発作や脳卒中を引き起こす頸動脈肥厚が多くみられたそうで、第1回目の調査から3年後に行われた調査でも、「敵対心」のポイントが高い被験者や、「協調性」のポイントが低く打算的で激高しやすい被験者では、頸動脈の肥厚が悪化していたんだとか。

なかでも、「敵対的な性格」のポイントが最も高かったグループの10%が、肥厚の悪化リスクが40%も高かったそうです。

この論文の主執筆者であるアンジェリーナ・サティン博士は性格の違いについて、愛想が良く協調性の高い人は「率直で、他人を信頼し、他人への気遣いを見せる」一方、敵対心のポイントが高い人は、「他人を信用せず疑い深く、非常に冷笑的で打算的。また自己中心的で傲慢、そのうえすぐに怒りをあらわにする」と話しているそうですが、確かにうなずける部分はありますね。
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Posted by 369angel at 20:00 │健康法